日曜の朝にはYAMAHAに乗ろう

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2015年 03月 26日

小さな春を小さなバイクで

AT1でOFF遊びをしてきました。

 暖かい春はもうすぐそこに来ています。春特有の安定しない天気が続き、晴れた休日にバイクに乗れるチャンスが少なくなりました。3週続いて日曜日が雨だったり、降りはしないもののすっきり晴れ間が出ない日も多いです。それでも真冬のころに比べれば気温がぜんぜん違うので指先が辛いという事もなくなりました。それでは春分の日に小さな春を見つけに行こうと友人と連れ立って小さなバイクで出かけました。
 河川敷を遡上し、砂利道を見つけては嬉々として走り回りました。こういうときは125cc位の小さなOFF車が絶好の遊び相手です、大きなバイクだと躊躇してしまう小道や、土手の大きな段差も振り回して遊ぶことができます。

 下町の私の家から30分ほどの同じく下町のバイク仲間の家から出発です、今日は小さなOFF車で童心に帰って遊びましょう。10代の頃遊んだ河川敷を走れる所を選んで遡上しましょう。

 
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 都内を出れば土手には目にも鮮やかな黄色の菜の花が一面に咲いています。ところがそこに入って行けるような道は有りませんので、土手の下から菜の花を見上げるようにして走ります。
 やっと中に分け入っていける小道を発見、春の記念写真です。先週TX650で行った千葉でもここまでの菜の花はなかったですよ。黄色の中に白いタンクってなかなかいいじゃない。

 
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 薄曇の空で妙に飛んでしまった写真です。でもこちらの方が当日の感じに近いです。
この日一緒に走ったのはTS125ハスラーです。正月に一緒にシリンダーを組みました。AT1とは時代的に隔たりがありますが、遊ぶにはそれは関係ないです、でもエンジンの力強さや前後のサスペンションの性能、フロントタイヤの径に時代を感じてしまうのも事実です。

 
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 イリーガルではなくちゃんと走っていい場所で記念撮影です。野球やサッカーのグランドがあるので迷惑にならないようにゆるゆると遊びますよ。
 このような砂利道は楽しいですね、でもちょっと砂利が深いとハンドルを取られて気持ち悪いですね、私はあまりOFFの経験が無いのでちょっとビビリますね。だからこのサイズじゃないと楽しく遊べません。ただこの日はタイヤの空気圧の調整をしなかったのでちょっと高めのままの走行でした。


 
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 ずいぶん遡上して、お城の見える場所まで。ここでは期待しているほど菜の花が咲いていなくて残念でした。ハスラー125いいよねぇ。

 
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 今度は岸を替えて東京方面に戻ります。道的にはこちらの方が河川敷が狭い分道の整備が進んでおらずダートがたくさん残っていました。二台で走るダートは本当に楽しくて、ずっと顔がほころんでしまいます。
 ゆっくりと流すトレールランもそれは楽しいですが、開けた場所のフラットダートをストレスなく流すのも開放感があって楽しいですね。写真の場所などは結構砂利が深くてハンドルを取られつつ楽しいライディングでしたよ。

 
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 こちらでも二台並べて記念撮影。

 
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 いい状態のフラットダートがそうそう続くわけもなく、このようなシングルトラックに成ってしまいます。ここはまだ状態がいい場所でして、腰の高さほどの菜の花のブッシュを掻き分けて走る所がいくつか有りました。それはそれは菜の花のむせるほどのいい香りでしたが、黄色い花粉がひざから下にべっとりとちょっと尋常じゃない量が付いてしまいました。

 
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 途中休憩での足元の写真ですが、せっかくのドカパンが花粉まみれ。ブーツも酷い状態でした。実はこのあともっと凄い所を走ってしまい、黄色い花粉まみれの状態になってしまいました。菜の花って『アブラナ』ですから花にも油っけがあるんですよ、だからべとついちゃって・・・。
 それでも菜の花を掻き分け掻き分け存分に楽しみました。河川敷には水路を避ける為にコンクリートのブロックの急坂が有ったりしてちょっとトライアル的な遊びもできて緊張しつつも楽しかった。全くの超初心者的トライアルですけどね。

 都内に入る手前からもう河川敷を走ることができなくなるので今日の遊びはここら辺まででおしまいです。結局OFF道を走れたのは往復で80km弱という感じでしたが、まさかこれだけの距離を遊べるとは思っていなかったので大満足でした。台数を連ねて走るにはちょっと躊躇してしまう感じがあるのでちびっこOFF大会をするには無理があるコースですが、少人数で楽しむには最高のコースでした。
 昨年も11月に走ったのですが、ここまで走れなかったので今回はずいぶん開拓できた感じがします、この先も土曜日でも日曜日でもない『祝日』にこの遊びをしようと思っています。

 
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 帰宅して、着替える前にドカパンとブーツを洗剤をかけてじゃばじゃばと洗っちゃいました。気分いいですね、こういうことができるのも防水がしっかりしているからですね。そう防水で思い出した、しっかりしたOFFブーツをいよいよ買わなくてはいけないなと、おじさんだからプロテクターだけはしっかりしたいと思うのですよ。あまり派手じゃないクラシックテイストのOFFブーツってあるのかな?(昔のKushitaniを処分しなけりゃよかった!)


 本日の走行 141km 内OFF道は80kmほどでしょうか。
 平均燃費 18.9km/ℓ 良くはないけど、こんなものかな? 無給油では帰れず。

 125ccでも流石に2サイクルは力が有って遊べる事がよく判りました。でももう少し静かな4サイクルもいいかなと思い始めました。ただそれだけですが。
また翌日に膝がガクガクしたり、ひじが突っ張っていたり身体が痛かったです。普段の運動不足とOFF走行はTXでのツーリングより身体を使っているんだなぁとまさに痛感しました。
















 
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by gambaGX850 | 2015-03-26 05:31 | AT1(終了) | Comments(12)
2015年 02月 02日

クラッチワイヤが切れたら

出先でクラッチワイヤが切れたらどうするの?

 先日若い方からしまなみ海道でAT1のクラッチワイヤが切れた時 どうしたんですか?と聞かれました。
 そこにも書いてあるんですけども、要は回転を合わせてシフトすればいいんだよというと『はてな?』という顔になるんです、そうかやった事がなければ困惑するよね。

 私が今まで経験したクラッチワイヤ切れは3回、今回関係ないけどアクセルワイヤ切れは一度(ツーリング先の岐阜だった)。クラッチワイヤ切れの内2回は通勤途中のVespa P200Eでのことです。ヴェスパは左手でクラッチレバーを握りつつ手首を捻ってシフトするのはご存知の通りです。初めは通勤路の直線で気分よくシフトしてトップに入れた途端『パーン!』って音がしてレバーがプラプラに成りました。レバーの根元の所からワイヤが切れていました。二度目はやはり通勤の帰り道、大きな交差点の右折待ちで交差点の中の停止線の一番前にいて信号のタイミングでローに入れた途端『パーン!』って音がしてワイヤが切れガコッてエンストして焦ったことったら。⇒信号が出た交差点の中をヴェスパを押して右折しました、情けない。
 そしてしまなみ海道ツーリングの途中大きな橋を渡って下り始めたら『ヌル』っとした感触と供に太鼓が抜けました。

 ここからはちょっとしつこく字で書いていきますが、想像してください。ベテランおじさんに達には必要の無い講釈ですよ。
 クラッチワイヤが切れちゃったらクラッチが繋がりっぱなしになり、切ることが出来ないのは想像できますよね。では発進の時に使う『半クラッチ』はどうすたらいいのでしょうか?ここが一番難しいところなんですよね。重いバイクじゃぁ大変なのですが、ヴェスパやAT1位なら大して苦労無くできるのです、まずはニュートラルでエンジンを掛けます、信号で停止していたならば青になるタイミングの少し前から押し始めます、軽いバイクは跨ったまま押します。5kmも出ていれば大丈夫、アクセルを一瞬煽って回転が上がった瞬間にアクセルオフと同時にローに踏み込みます、一瞬アクセルオフにした瞬間にトルクが抜けてギアのドクが噛みやすくなるんです。上手に噛んだらガクガクしないようにアクセルをやさしく合わせます。後はその繰り返しで、アクセルを抜いた瞬間にトルクが抜けるタイミングでシフトアップです。私は普段でもTXで4速から5速へはクラッチを使いません。
 難しいのがシフトダウンです、ここでも大事なのはトルクの抜けた瞬間にシフトダウンするすることなのですが、大きくアクセルを開け閉めするとギクシャクしちゃうので、『クン』てイメージだけ右手を微かに動かします。その時シフトペダルにつま先を軽く乗せ押し込む下準備をしておきます、『クン』の瞬間ちょっと力を入れるとコクって入る所が出ます。見逃さないように、無理に入れるとギアのドグを痛めます。そして、かなり先読みをして前方の信号を注視しなるべく停まらない様にしますが、どうしても停まらなくてはいけない時は徐々にシフトダウンして停止線10m位でニュートラルを出して滑空させます。あとは押しがけの要領でバイクを押して出発の繰り返しです。

 どうでしょう、若い方、イメージできましたでしょうか?
出発だけはどこかで練習しておくとイメージが掴めるかも知れません。シフトアップの練習はどこでも出来ますが、高いギアでやった方が簡単です。シフトダウンの練習はしないほうがいいです、結構難しいしドグを傷つける確率を考えると練習する意味が無いと思います。ただ、シフトペダルを軽く押して入れるのは普段からやって置くとドグの感触を掴んでシフトする練習になり、シフトをやさしく出来るようになります。特に古いバイクの『二段シフト』に慣れるにはシフトペダルを当ててからシフトのいい訓練になります。車のマニュアルシフトでギアを当てておいてアクセルを抜いた瞬間にシフトをするのと同じです。


  
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 一時期のYAMAHAは皆こんな感じのクラッチワイヤの取り付けです。ワイヤを引くと円運動が直線運動に変わり、クランクケースを貫通してきたクラッチプッシュロッドの頭を押してクラッチを切ります。
 写真はAT1のクラッチワイヤを交換した時に撮った写真です。ここに写っているタイコからワイヤがすっぽ抜けたんですよ。

 
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 これが現地ですっぽ抜けたワイヤエンドを見て膝から崩れたの図。修理は現地で何とかリカバリできました。補修部品をもっていくことは大切ですね、痛感しました。快くタイコをくれた同行者に感謝です。

 
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 クラッチが急に軽くなった瞬間、一番最初に確認したのはここです、普通はここから切れるでしょ?そうしたらワイヤが綺麗に残っていて、はて?と思いました。ワイヤ切れの感触だったのに、もっとやばい所の故障なのかと一瞬凍りつきました。


  
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by gambaGX850 | 2015-02-02 05:33 | AT1(終了) | Comments(20)
2015年 01月 09日

正月の小イベント

 4日・日曜日の話です。

 昨年暮れから時間が有ればTX650やAT1に乗るようにしておりました。寒い中早朝から2時間ほど走り回っていました。厳冬の一人ぼっちは大好きで快感なのですが、そればかりじゃぁ寂しいおじさんに成っちゃうので、友人から誘ってもらった下町の旧車に乗る私より年上の人(還暦過ぎの方が多い)の集まりに参加させてもらいました。毎月集まっては125cc以下のバイクで房総方面に走りに行っているようです、どこかの集まりに似ていますね。ナンバーの色に合わせて『白黄桃』の会と言っているようですよ。私も桃色ナンバーのAT1で参加させてもらいましょう。

 今回は新年の顔合わせという事で房総には行かないで埋立地方面を走るようなので様子見を兼ねての参加です。集合場所は葛西の臨海公園だというので家からですと15分くらいで着いちゃうのでゆっくり目に出ました。湾岸線の側道で信号待ちしていると見たことのあるバイクがゲートブリッヂ方向から右折して目の前を走り抜けていきます。MOTO GUZZIのロドラだよなぁ、あんなバイクそうそう無いもんなぁと思いながら次の環七の交差点で追いつくと上下『ドカジャケ&ドカパン』着用の…間違いないはるとさんでした。どうしたの?もしかして同じ集まり?って聞くとそうだと、今回初参加ですとのこと、まぁどこでどう繋がっているのか不思議ですねぇ。

 
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 はるとさんのLodolaとのツーショットです。待ち合わせの場所に着いたのですが、まだ誰もいませんでした。お互い新年の挨拶を交わします。はるとさんはいつもこのラドラでちびっ子に参加してくれています、私のAT1とは初対面でした、そういえばOFFのほうの集まりはロドラじゃぁきついですものね!
 しかし何度見てもOHV230ccのこのエンジンはいいデザインしておりますなぁ、エンジンは丸いのがいいねぇ。

 
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 続々と小さなバイクが集まってきます。その中でも気に入ったのはこの2台のCS90です。奥の黄色はCRレーサー風の外装でとてもいい感じ、手前のノーマル風も良く見ると自作のバックステップなどが装着されており非常にいい感じです。純正CSウインカーがよろしいですね。この後少し走ったのですが、物凄い速いのでびっくりしましたよ、ノーマルであそこまでスピードが出れば文句なしですね。伊達にC『S』を名乗っているわけじゃぁないですね。カブ系(50/70)とはちょっと違う90cc系はよろしいですねぇ。

 
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 これ、クライドラーです。わたくし初めて実車を拝見しましたが、クライドラーといえば浮谷東次郎の『がむしゃら1500km』ですね。小学生の時読んで良く判んないなりに感動した記憶があります。その後何度か読み返しましたが、新鮮な感動がありますね。実際には45km/hほどしか出せないこの小さなバイクで50年以上前(たしか1957年だったと思う)に東海道を延々と走ったのですからそれは冒険だったでしょうね。スイカ売りの少女のエピソードが強く記憶に残っています。
 子供の頃船橋サーキットが有った跡地の船橋ヘルスセンターの大プール(サーキット跡地)で遊んで記憶が蘇ります。浮谷東次郎の家が市川にあって、わたしの友人の家のすぐ近くで見に行った記憶があります。
 漫画家の村上もとかが若かりし時に浮谷東次郎の伝記をある雑誌で連載していてそれのコミック本を持っていたんですね、確か『燃えて走れ』とか言う題名だった記憶があるのですが、はっきりしない。何度かの引越しで手元から無くなってしまい、以来ずっと探しているけどまだ見つけられません。鈴鹿の130Rで亡くなったんですものね。   と、クライドラーからいろんな事を思い出しました。

 
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 小さいバイクばかり20台近く集まったのかな?葛西から湾岸線の側道で城南島まで走ったのですが、みんな凄く飛ばすんですよ。私達の里山遊びとはレベルが違うスピードなのですが、ちょっと飛ばしすぎ、あれはちょっとやりすぎじゃないかな?という感じだなぁ。
 AT1で必死に飛ばして80km以上出しても追いつかないの。初めてAT1でそんなに出したけど、焼きつくような予感がして気が気じゃないし、今まで見たこと無いほど2サイクルの煙を吐いて走ったので心配になっちゃたよ。長いトンネルの中で何かあったらいやんなっちゃうからなぁ。

 
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 はるとさんから頂いた写真です。広い駐車場の中で初めてTriumph Tiger Cub200 に乗せてもらいました。実は私、この200ccの単気筒が若い頃から大好きだったのです。エンジンの造詣がとても好きだし、同じエンジンのサイドアップマフラーのスクランブラー風もいいのですが、このタイガーカブに憧れが有りました。もちろんトライアンフのヴァーチカルツインは憧れのひとつですが、この小さなトライアンフが身の丈に合っているように思えて仕方ないのです。
 初めて乗せてもらったタイガーカブですが、右チェンジに慣れないこともあるのですが、緊張しちゃって味わう所までいけませんでした。でも、感触は残っています、結構力強くてよろしいですね。マジで欲しくなりましたよ。(あれもこれも欲しがるな)
 なんだか、この先の事を思うに、ちょっと見栄を張れる小さな古いバイクが最後の持ち物になるような気もします。小さなイタリアンとかこのTiger Cubとかはその筆頭でしょうね。もちろんAT1もそのうちのひとつなのですよ。


 ここを読んでくださる方の中でも自転車好きな人も多くいらっしゃるようなので少しだけ書きます。
 
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 初日の出を自転車で見に行った息子がモールトンのスイングアームピボットに違和感が有ると見てみたらピボットを貫通するボルトの受けのナットが飛んでしまっていた。調べてみるとちょっと特殊なナットの形らしく、すぐにリカバリー出来そうもない、仕方ないので手持ちのカラーとか長いボルトとかで何とか走れるようにとりあえず組み上げてみた。しかし、その作りのいい加減さというか、特殊性というか、これじゃぁ走っているうちに絶対に特殊ナットを落とすし、どうなっているんだよ?という構造。新たにアルミでカラーを作ったり、ワイヤリングしてナットが外れないようにしないと根本的な解決になりそうもない。
 ここで思うのは特殊な形の乗り物(特にイギリス製)は構造を理解していないと自分で維持が出来ないという事。今回初めてここの構造を見て不思議に思うことが多々有った。何でこんな事を書いたかというと、ひとつ戻ってTriumphTiger Cubを維持するにはそれこそ構造から工具(ウィットワース)、電気まで全て理解しないといけないんだろうなぁと思ったから。プロにいじってもらう部分は除き、自分で手を入れないと我慢できない私が果たして古い英国車を楽しく維持・乗ることが出来るのだろうか?と思ってしまった。
 身の丈に合ったYAMAHAがやはりいいのだろうか?ちょっと考えてしまったな。といいつつTigerCubを検索している自分が怖い。(笑)

 そんなわけで、4日はみんなが集まったあそこのPには行かなかったのです。
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by gambaGX850 | 2015-01-09 05:30 | AT1(終了) | Comments(18)
2014年 12月 26日

サイクルメーターを付ける

  AT1にサイクルメーターを付けてみた。

 乗り始めからずいぶん燃費の悪いバイクだと思っていたのですが、燃費の計算の大元の積算計(トリップは無い)の距離が過少表示されているのに気づいたのはデビュー戦のちびっこOFFの帰り道、給油している時に暗算するといかにも走行距離が少ない気がした。近所から参加した友人に距離を聞いたらずいぶんの差が有り、修正すると約40%ほど少ない表示ではないかと思えた。その後、SIERRAやメイト90で同じ道を何度か走りAT1との差を割り出し、補正をしながら乗って来ました。マイルメーターを疑うほどの狂いようでした、ただでさえノーマルのフロント18インチから19インチに交換して少な目の表示なのに!
 しまなみツーリングでも距離を読み間違え予備ガソリンを分けてもらったほどの駄目駄目ぶり。正確な距離を知るためにはサイクルメーターを取り付け、フロントタイヤの周長から正確な距離を取り出すべきと思いました。

 
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 取り付けるサイクルメーターはどんなメーターがいいかな?と散々アマゾンさんを眺めて中華製と思える安物を買った。今回必要なのはタイヤ周長を入力できるタイプじゃないと駄目なんです。タイヤ径プリセット型ですと正確に計れません、信頼のCATSEYEとか買えばいいんですけど、ケチしました。
 さて、どれ位過少表示しているのか楽しみですね。

 
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 一番大切なフロントタイヤの周長を計ります。前を持ち上げてクルクルッと計ればいいのですが、一人じゃできません。マジックで印を付けて3回に分けて計りました。3.00-19のトライアルズ・ユニバーサルの周長は2015mmでした。想像していたより短かった。ちなみにこのメーターは299km/hまで表示できるようです(笑)、AT1でいったいどこでそれを出すというのか。

 
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 タイヤの回転のセンサーはスポークに挟み込むタイプですからどこに付けるか思案しました。センサーはただの磁石だから鉄リムのサイドに貼り付けちゃうのが一番簡単かと思ったのですが、強力に貼り付ける術が無く断念。今度超強力磁石を買ってみようかな?
 結局スポークの一番良さそうな場所に挟み込み、ボトムケースにコの字型のステイを縛りつけてセンサー同士の距離が指定通りの5mmに成るようにしました。
 仮配線の時点でメーターが反応しているか確認(息子に前タイヤを回してもらった)しましたらちゃんと反応したのでニンマリ。ちょっと不細工でなおかつOFFを走ったら草とか絡まって壊れそうだけど、その時はその時。今大切なのは正確なスピードと距離を知ること。

 
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 配線をブレーキケーブルに這わせてサスペンションの動きを吸収させました。ハンドル周りのどこに付けようかあれこれ試して結局ここ、一番スタンダードな場所でした。走行中はあまり見ることは無いと思うのでまぁ良いでしょう。大切なのは正確な距離ですから。
 
 早速乗ってどんなものか試しましょう。
まずはスピードメーターの表示から、サイクルメーターが50km/hの時にメーターの針は50kmを少し越えた辺りを指しています、60km/hでは60kmを半分超えた位(65って感じ)で、ほぼ問題ないと思える誤差でした。
 問題の積算計ですが、ご近所一周目・サイクルメーターで7.54kmに対して5.5km、もう一度同じコースを走ってもやはり同じ程度の少ない表示。シエラやメイトで計った時に1.4倍するとほぼ合うことを確認していますので、計算すると1.37倍すると補正されるようです。今まで1.4倍の補正で計算していたことを思えば間違っていなかった事になります。前輪の周長を入力しているのでこれが一番正確かと思えました。
 今までの燃費を補正するとほぼ20km/ℓの燃費です、あまりいいとは思えないのでもう少しキャブを調整してみる価値はありそうですね。TXのキャブ調整で味をしめていますのでAT1もしつこく追い込んでみたいと思っています。
 また、積算計の過少表示の原因は距離計を回すギア部分の何かしらの不都合があるはずですから、将来メーターをO/Hしてみようと思っています。リングのカシメを解いて中身を見てみたい気がします。ごらんのようにガラスの内側もかなり汚れていますし、メーターフェイズにもホコリが溜まってしまっているのでばらしてやさしく掃除してみたい気がむくむく起きています。TXのメーターも一度ばらしているので何とかなりそうな気がしているのですが・・・。

 
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 この日はついでにグリップゴムも交換しました。
AT1の納車と同時にグリップは交換したのですが、それはヒダヒダの大きな、昔のZ2とかH2についていたタイプでした。やっぱりもう少しヒダの小さな方が雰囲気なんだよな、と思っていたらなんとそのものズバリ『DT1タイプ』なるグリップがキジマから出ていました。何だよ最初からこっちにすりゃぁ良かったのに。
 DT1とAT1は同じグリップですからこれで正解、というかあの頃のYAMAHAのOFF系は皆このグリップですから(笑)。

 
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 交換前に比較です。ヒダヒダの大きさというか間隔が違いますよね。外したやつはTX650の予備に備蓄しておきましょう。
 にぎにぎしてみるとヒダの山が小さい分こちらの方が気持ちよく握れる感じです。なんだかTXにもこれを付けたく成っちゃたな。

 今回はこの辺で、おしまいです。
今年はカレンダーの並びが良いせいで今日が仕事納めになります。長い正月休みですから太らないように気を付けないといけませんね。バイクの軽量化より数段効果ある自身の軽量化に励みましょう。

 次回が今年最後の更新になりそうです。ありがとうございました。
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by gambaGX850 | 2014-12-26 05:39 | AT1(終了) | Comments(12)
2014年 12月 14日

オイルタンク覗き窓交換ほか

オイルタンクの覗き窓を交換した。

 2サイクルエンジンの潤滑の肝である2サイクルオイルの量の管理は非常に重要です。オイルが切れるとあっという間に焼きついてしまいます。その重要なオイルの管理の基本、オイル量の確認、古いバイクでは警告灯も無く目視に限られます。目視するべき窓が曇っていたらどうにもなら無いじゃん、という訳で覗き窓の交換です。

 
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 この写真は判りやすくする為に修正してありますが、それでもこの程度の見え方なのです。上の方にちょうどオイルのレベルラインが出ているので見やすいほうです。ただでさえ、透明に近い青のオイルは確認がしずらいのに窓が曇っていると日の強い時はまだいいのですが、跨ったままとか、夕刻には絶望的です。
 乗り始めて一番最初のツーリングの時に焦って入れるほうのふたを外して確認しましたもの。

 
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 まず、バンジョーボルトを外して残っているオイルを抜きます。前日に林道ツーリングに行っているので300ccほど残っていました。なるべく減らそうと思っていたので少し怖かったです。
 未だにどの程度走ったらどれくらい消費するのか判っていませんが、1リットルで1000kmは走れないようです。

 
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 ラバーマウントのオイルタンクを外しました。きれいに塗装されてから納車してもらったのですが、裏側は入れるときに漏らしたオイルと土埃ですでに汚れていました。もっと気をつけてオイルを入れるようにしなくちゃなぁ。ちゃんと蛇腹の漏斗を使わないとね。
この時代の部品の素晴らしさはこのオイルタンクが全て金属で作られているという事です。プレスと溶接で組み立てられているのですが、どれだけのコストなんでしょうね、良い時代です。

  
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40年分しっかりと張り付いたオイル窓を外すのは大変でした。ドライバーで強くこじるとタンクの塗装を痛めそうだったのです。事前に内側に落として外してオイル注入口から抜き取るのが良いと教えてもらったのですが、新品を注入口に当ててみたらゴムの部分が口より大きい事が判り、内側から出せないのでどうしたものかと思っていました。しかし、結局内側に押し込んで外すことしかできず、注入口からプライヤー2本で挟みつつ周りの硬化したゴムを引き剥がすという荒業で何とか取り出せました。二度目はやりたくないです。
 新品と比べるとこの差です、これじゃぁ見えないよなぁ。もっと上手に比較写真を撮れればよかった、反省。

  
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ゴムのリップ部分と穴のふちにシリコンオイルを塗ってそっと嵌めこみます。するっと入って安心しました。内側に落としちゃったら破壊しないと取れないのは直前に判っている事ですから慎重に。圧の掛かる所ではないので大丈夫だと思います。内側がきれいに見えてうれしいです。

 
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 二番目の写真で外したバンジョーボルトです。ボルトの先にメッシュフィルターが付いています。ここも定期的に掃除しないとオイルの流れが悪くなってひどい目に遭うと先人に教えてもらいましたが、私のは綺麗でした、良かったです。ボルトの根元に黒いシールワッシャーが張り付いていますね、ちょうど10mmだったのでブレーキライン用のアルミワッシャーに交換しました。ここもオイルが滲んでいる場所だったのでちょうど良かったです。

 
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 今回使うオイルはYAMAHA純正オートルーブスーパー・ビジネス用。これにした理由は青い缶のオートルーブより燃焼カスが出にくくマフラー詰まりに強いと謳ってあったからです。今のところサイレンサーは綺麗なものですが、それ以上にしておけるならそれがいいと思ったからです。
 そして最大の理由は赤い缶だったのでオイルも赤いと思ったのです、窓から見やすいように…でも青かった(とほほ)。どなたか赤いオイルを教えてください。普通の値段のヤツです。

 
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 オイルを注いで見ました。ちゃんと薄い青でも入っているのが確認できます。一番初めの写真と比べてみてください。こちらは修整無しの写真です。これで目視が出来て一安心、あとは赤いオイルを手に入れるだけ。(笑)


 この日はもうひとつ作業をしました。先日行った林道ツーリングの朝、何気なくタコメーターを見たらとんでもない事が起こっていました。針が一回転して10の位置を超えYAMAHAのYの字辺りを指してブルブル震えていました。一瞬針が外れたのかと思いましたが、停車してみるとちゃんとアイドリングの位置にある。ビーンと空ぶかしすると5000回転辺りまで普通に行くのに、そこを越えたとたん目にも留まらぬ速さでYの辺りまですっ飛んでいく。『超絶レスポンス』と笑っていられません。
 いわゆるダンパーオイルが駄目になっていると思うのですが、ダンパーオイルってどこにあるの?実物を見た人を私は知らない。中でしょ?中のどこ?
 解決編は友人が教えてくれました。外側から潤滑油を薄っすら流し込めば治るんです。

 
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 まずはメーターを外します。このAT1のメーターはねじを回さなくても外せます。βピンで抑えられているだけなのです、きっとそのままレースに出る為にそうしたのでしょう、DT1もそういう取り付けですものね。
 写真では綺麗に見えるのですが、文字盤にはほこりが薄っすら積もり、針の色は抜け、本来濃いグレイの文字盤はすっかり色が抜けています。時間の経過で仕方ないですが、ずっと見るところなのでそのうち綺麗にO/Hしたいものです。
 このタコメーターの小さな初期型のメーターは初期型DT1と同じなので(正確にはレッドゾーンが違うとか)中古品でもかなり高価で取引されていて、とんでもないことに成っています。先日も程度の良い(良く見える)中古品のセットが10万オーバーで落札されました。ちょっと異常ですが、初期型にこだわっている方も多いのでしょう。私もこれだけは異径にこだわりたいのですが。

 
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 ここからが対処療法なのですが、どなたにもお勧めしません、絶対に自己責任ですよ。
外したメーターの裏側のメーターケーブルが入る穴があるでしょ?くるくる回せるその穴とワイヤのアウターを押さえるネジの切ってある筒の内側の隙間にオイルを注すのです。ドライバーなどで内側を回しながらほんの少しの隙間にオイルを少量注すのです。私は以前ミシンオイルを注しましたが、今回は4サイクルエンジンオイルを入れます。ミシンオイルでは耐久性が無かったようです。エンジンオイルの粘度を期待します。
 ドライバーで回しながら入れるとすっと抵抗がなくなることろが有ります、そうしたらおしまい。針が踊って安定しないのはここの抵抗が大きくなっている事が多いようです。何で抵抗が大きいと針が踊るのか判りませんが、これでほとんど治ります。注意点はオイルを入れすぎないこと、オイルを入れすぎると文字盤に染み出てきてしまいますよ。そしてなるべく文字盤を上にして置くこと。
 これでしばらく安定した針の動きになるといいのですが。どうでしょう、針のタコ踊りは収まりましたが、いつまで持つのか。レポート出来る日は来るのでしょうか。
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by gambaGX850 | 2014-12-14 05:30 | AT1(終了) | Comments(14)
2014年 12月 10日

極寒の秩父の林道を走る

  3台で極寒の秩父の林道を走ってきた。

 本当は前週に行くはずだったんだけど、お天気が悪くて持ち越しになりました、しまなみ海道と連荘だったから、少し残念でした。前週は天気が悪かったものの気温は高くてまだ初冬という感じだったのに、今日は今シーズン一番の冷えとか言う朝でした、都内でも3℃でした、向かう秩父は-3℃という予報です。なんてこった。ガチ真冬の装備で出発です。

 
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 寒い都内を抜けて埼玉県央の川島まで約2時間の走行です。しっかりした格好をしていても2時間走れば冷え冷えとします。
 いつもの川島のスタバの駐車場にはもうすでに、なんとなんとHONDA EZ-9があるではないですか!ちびっこ仲間のIHさんがEZ-9を手に入れてお見送りに来てくれるとは聞いていましたが、実物を見るとこれはかなりかっこいいかもしれない!
 この後駐車場の中を試乗させてもらいましたが、さすがに90ccあるので力があって、発進加速は私のAT1より力強い感じですよ。その分低速に振ったレシオなので伸びませんが、里山を走るには充分かもしれません。この頃のホンダ(80年代後半から90年代初頭)は面白いものを作っていましたね。私はZOOKを持っていましたよ。足跡パターンのタイヤが良かったですね。

 
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 今回の参加者はたったの3人!でも良いんです。この糞寒い中を林道を走ったろうかいと言う数寄者はその位なものですよ。日も悪くて都合のつかなかった人も多かったみたい。
 今回の参加者は山家さん:CL50改、どかまんさん:CT110タンク増槽改、そして私のAT1です。

 
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 林道に入る途中にきれいなイチョウのじゅうたんを発見して思わず記念撮影。
ここに向かう途中になんだか調子も悪かったタコメーターが『タコ踊り』を始め、針が5000回転を超えると一回転してもう一度1000回転辺りをぶるぶるしている。停まるとちゃんとアイドリング辺りを指している、うむぅやはり素人修理では限界があったか。何度か治りかけたけど、時々とんでもないところを指している。と思ったら、今度はニュートラルランプが点かない・・・げげげ、と焦るが時々点く。スイッチの接触不良か?全く古い子は何が起こるか判んないね。

 
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 いよいよ林道を走ります。ドカマンさんを先頭に始めはゆっくりと様子見でしたが、はじめに入ったのぼりの林道は結構荒れてて掘りが深く難儀しました。身体がまだ馴染んでいないし、こりゃぁとんでもないところに来ちゃったぞと思いましたが、何とか登頂。そこから横に伸びる林道に入ります。

 
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 だいぶ慣れてきたところで記念撮影。山家さんこの時点でかなりヤラレテイル感じ(笑)。
私は結構調子出てきちゃって、登りより平坦な方が楽しくてアクセルを開けることが出来ました。でも、調子こいていると一番危ないですよね、ちょっと大きめの石にフロントを蹴られて危うく前からすっ転びそうになり冷や汗をかきました。懲りずに開けたらまた前をすくわれて・・・もうやめよう、のんびり走ろう。痛い思いはしたくないもの。

 
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 見通しの効くところで一休み。向こうの山にずっとガードレールが見えています。あっちにも行けるのかな?楽しみ。

 
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 二股に分かれている分岐で登り方面の切り通しが土砂崩れで酷いことに成っている。本当はこっちの方が日当たりが良くて気持ちの良い林道なんだけど・・・ドカマンさんが視察に行く・・・って、歩いて行くんじゃないの?CTで登って行っちゃったよ、上でコケそうになっていたけど(笑)。結局トライアラーじゃないと行けそうも無いとのことで断念、少しもどってほかの道に行こう。
 実はこの時本気組の現代OFFの人たち5~6台いたんだけど、私たちを見て不思議そうな顔をしていて、私のAT1に対してはかなり驚きを持って見ていたのです。いいじゃないっすか、じじいはのんびりヴィンテージOFFですから(苦笑)。

 
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 どかまんさんから頂いた写真より。
 行きに気が付いていたんだけど、帰り道にもう一度確認。路肩の霜柱が凄い事、街中で見るヤツより凄い高さで10cm近く有ったんじゃないかな?サラサラだし、凄くきれいだった。それだけ寒いってことですよね。

 
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 一休みでおやつです。日向でコーヒー淹れて飲むよ~って張り切っていたのに、なんと誰も水を持って来ていなかった!何じゃぁそりゃ、さっきコンビニに寄ったじゃないのぉって今更言っても後の祭り。もう可笑しくって笑うしかないのね、たははって。私はいつもちゃんとペットボトルは持っているのよねぇ。

 
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 一通り走って、もう満足したから下界に降りましょう。正味一時間半くらいでしたでしょうか。もう充分楽しみました。あまり無理するとおじさん達には危ないですからね。結構身体を動かすので暖かくなりましたよ。
 林道走行中に何台かのバイクにすれ違いましたよ、SERROWはいいですね、あまり本気OFFしていなくて、それでもちゃんとこういう場所を走れて、道中も楽そうだし。

 
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 下界に降りてきました。名栗湖です。V字の山の奥のほうに写っている辺りを走ってきたようです。もっと奥の方まで行けるようですが、それは次回のお楽しみ、春になったらぜひもう一度連れて行ってもらいたいものです。

 
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 冷えた身体にはカレーうどんが沁みました。おいしかったですねぇ、ここのうどんは自家製らしくて食感が良く美味かったです。

 このあと、青梅方面から帰る山家さんと分かれ、どかまんさんと二人で朝の川島方面に帰ります。途中でバイクを交換しましたが、後ろから見るAT1は妙にかわいくて、しかも久しぶりに聞く2サイクルサウンドも心地良く、香ばしい匂いもしました。交換して久しぶりに乗ったCT110はらくちんでいいですね、4サイクルはやっぱり安心して乗れるなぁ。
 判りやすいところまでどかまんさんに送ってもらい後はひとりで帰宅しますが、この日の帰りはなぜかあまり辛くなく、スムースに流れに乗ったまま自宅まで帰って来れました。

 本日の走行 253km 平均燃費 19.5km/ℓ 供に補正値。
 AT1にももう800kmほど乗れたのでだいぶ感触が掴めて来ました。未だにメーターの積算が良く理解できませんが、補正もほぼ正確になりつつあります。

 ずいぶん前にもっと歳を喰ったら小さなバイクで田舎道や林道をのんびり走りたいなぁと思っていたことがあります。今それをやってみると本当に楽しく嵌まりそうです。長く楽しむためにもう少し身体を鍛えておかないといけませんね。

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これで今年のイベントは全ておしまいです。今年も良く走ることが出来ました。

 あとは年末にさらっと房総を流してこようかなぁ?しばらく行っていないし。
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by gambaGX850 | 2014-12-10 05:26 | AT1(終了) | Comments(14)
2014年 12月 02日

クラッチワイヤ交換、ほか

  AT1のクラッチワイヤの交換です。

 しまなみ海道を走っている時にエンジン側のタイコがすっぽ抜けるという間抜けなクラッチワイヤトラブルが有りました。
経年変化はあると思うのですが、抜けたワイヤの断面を見ると元々上手にハンダが付いていなかったと思える感じも有りました。今までトラブルが無かった方が不思議なくらいでした。やはり旧車はワイヤ関係も乗りはじめに交換するべき部品なのでしょう。
 今回手配したワイヤはアクセルワイヤと同じようにリプロ品です。純正のワイヤが供給されているのかさえ調べていませんが、アクセルワイヤのことを考えると純正より安価でもちゃんとした部品である事が判っていました。

 早速交換しましょう。

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 しまなみでワイヤが切れて困っているときに家に届いていたリプロワイヤ。ほんの数日早かったらチャチャっと交換したものを!(ほんとうか?)
 アクセルワイヤもここのリプロ品を買いましたが、非常に良い作りで、アウターケーブルの内側にテフロン加工してあるのでノーマルよりスムースに動きますよ。ここで自分でも馬鹿だなと思ったのはついでにほかのブレーキワイヤなども買っておけばよかったと後悔した事。まぁ仕方ない。

 
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 新品のワイヤでも一応サラサラ油を通しておきます。これだけで初期の動きがぜんぜん違います。私のブログのワイヤ交換の回ではお約束ですね。やらせ写真ですけど。

 
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 切れたワイヤと新品ワイヤの比較です。右が御大さんから頂いたプラグのキャップで作ったリペアです。左は新品ワイヤです、細い凸型のタイコを大き目の凹型のタイコに刺しこんで使います。写真はもうはめ込んでしまったので構造が判りづらいですね、失敗。

 
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 リペアのタイコがなかなか外れなくてもうワイヤをニッパーで切ってしまいました。
これのお陰でしまなみを問題なく走りきることが出来ました、たったこれだけでまともにバイクが走らないのが操作系の怖いところ。車載工具の袋に忍ばせておきましょう。
 
 ワイヤの交換自体はさしたる手間も無くスムースに交換できました。微妙なつながりの調整をしておきましたが、かなり軽くなりました。今までのワイヤのフリクションが大きかった事が判ります。

 
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 部品発注のついでにオイルタンクの覗き窓も注文しておきました、この部品は古いヤマハの共通部品なのでまだ販売が続いていました、良かった。樹脂の窓が曇ってきてしまって、青い2サイクルオイルは色が薄くて残量が判らなくて焦った事があります。今度からは赤いオイルを入れて見やすくするつもりです。
 覗き窓の交換はオイルが無くなってからじゃないと出来ないのでもう少ししたらやろうと思います。下に少しだけ見えているオイルのバンジョーボルトのところに2サイクルオイルのフィルターも内蔵されているのでそれも掃除しないといけないと思っています。

 
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 2サイクルオイルの注ぎ口のフタのねじ山がもゆるゆるに成ってしまい一番締めた状態でも抜けてしまうのでこちらも部品を頼んでおきました。これも古いヤマハの共通部品ですので在庫がありました。

 今回AT1とTX650の純正部品をネットで注文しましたが、便利な世の中になったものです。まずパーツリストで部番を調べ、ヤマハの部品検索サイトで在庫を確認して、純正部品のネット販売しているお店の注文シートに部品番号をコピペしておしまい。自分のIDを登録してあるので後は何もしないで在庫があれば翌日出荷、無くても3日ほどで出荷されます。近所にヤマハのお店が無いので本当に助かります。一番近いYSPまで結構有るんだよねぇ、俺んち。

 
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 部品の在庫箱を探っていたら赤いプラグキャップを発見。私はなんだか空冷の2サイクルのエンジンには赤いキャップが似合うとずっと思っています。原体験は(水冷だけど)TZ250なんですよ、私の友人がTZでレースをしていてそのガレージ良く遊びに行っていて、TZの赤いゴムのキャップがやけに格好良く見えたんですね。それで、HONDA純正部品で赤いキャップの角度違い(CRとかだったかな?)をいつもいくつか常に持っていました。それがひょっこり出てきたんですよ。

 
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 純正のキャップを外したらハイテンションコードの先端が少し残念な感じだったので5mmほどニッパーでちょん切りました。
 ハイテンションコードを交換しようと思いましたが、手持ちが無かった。またそのうち買ってこなくちゃ。

 
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 これこれ、これが私の2サイクルのイメージ。昔のCR250みたいなラジアルフィンだったらどれだけカッコいい事か。わざと青いインシュロックにしたけど、これは失敗かな。

 
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 ついでばっかりだけど、シフトペダルのゴムも交換しておきました。外側(先端)が減ってきたのでシフトアップの時に親指の付け根が痛かったんですよ。少し緩和されるといいな。

 本当はこの日はドカマンさんと連荘で秩父の林道に行く約束でしたが、天候が思わしくなくキャンセル、その分じっくりAT1とTX650いじりに精を出せました。結局雨が降ってきたので林道に行かなくて正解でした。
 交換したクラッチワイヤの確認のために試乗しましたが、今までよりかなり軽い操作でクラッチを切る事ができるようになりました。今までレバーも重く、切れも悪く、シフトの入りもいまいちでしたが、改善されました。しっかりクラッチが切れていないとシフトのフィーリングも良くないですからね!
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by gambaGX850 | 2014-12-02 05:37 | AT1(終了) | Comments(17)
2014年 11月 29日

ちびっこしまなみ海道 その2

ちびっこしまなみ海道ツーリングの続きです。

 突然のクラッチワイヤのタイコのすっぽ抜けというトラブルを何とか切り抜け(御大さん、部品を本当にありがとうございました)、島巡りは続きます。瀬戸内の島は小豆島は数年前に行ったのですが、その時にも感じた温暖で気持ちの良い世界。老後はこんな所で海を見て過ごせたらどんなに幸せでしょうか、小さなバイクに乗って、時間があれば釣りをして。

 
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 悠長な事を考えていたら罰が当たって、今度はガス欠になりかけました。来る時にまだ充分ガソリンは残っているのは確認したのですが、途中でリザーブに入ってしまいました。私はこのAT1のリザーブが何リッター残っているのか確認していません。走りながらガソリンスタンドは無いかなぁと探すものの、有っても休日休業で開いておらず、ますます心配になりました。
 前回の70年代風アイドル写真を撮ったり馬鹿なことをしているときにまるてんさんがガソリン有るよってシグボトルから900cc恵んでくれました。ドカマンさんも『しょうがねぇなぁ』と笑いながらエポ用の持参予備タンクから1リットルほど分けてくれました。今回はクラッチワイヤ切れとこのガス欠寸前の事態で私がトラブルメーカーになりそうなので本当に気が気じゃなかった。
 
 その後、向島(むかいしま)に渡ったところでスタンドを発見、ひと心地付きました。スタンドの方と話したら、こっちから四国に向かうとどんどんスタンドが無くなる、日曜は休みだしねって。本当に焦りました。向島は広くて栄えている島でした。

 
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 これは因島から向島に渡る因島大橋だったかな?ちょうどくぐるところだったので下からあおりで撮ってみました。
高所恐怖症が大げさではない事が判って頂けると思うのです、もちろん見上げる事はできても上から覗き込む事などできませんが。

 向島の中を走っていたら道に迷ってしまった。しまなみ街道を走る自転車や原付に向けて路面に青く線が引いてあってそれをなぞると道に迷う事がないシステムになっているんですが、最後の最後向島から尾道に渡るルートは自転車と原付が別れているんです。自転車はフェリー(はしけ)で、バイクは無料の橋でということになります。ところがせっかくここまで来たので、道に迷いついでにはしけで尾道に渡ることにしました。

 
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 はしけの利用料、人間100円+バイク(自転車)10円!の110円でした。乗り込んでからのお支払いのシステム。向島から尾道まで260mとおじさんが言っていました。子供の頃泳いで渡ったって自慢していたけどほんとうかな?
 わずか5分ほどの船の旅でしたが、異邦人の私たちには旅情たっぷりでした。楽しかった。

 尾道に渡った一番の目的は 尾道帆布 のお店を訪ねることでした。お土産に欲しいとの人が多し、私たちもトラックを借りたお礼のお土産として購入。
 その商店街の中でお昼を食べられるところを探します。はじめお寿司屋さんに入りかけましたが、尾道焼き(てっぱん!)のお店でお好み焼きを食べる事に決定。
 
 
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 私は スタミナ焼き を注文。目の前で焼いてくれるのはそれだけで楽しい。同じカウンターにはひとりでお好み焼きを頬張るかわいい女の子がいました、誰が一番初めに声を掛けるのか横目でちらちら観察しましたが、しかし今日のおじさんたちはおとなしかった。
 ここで、いつものように馬鹿話が始まるんですが、ドカマンさん『このへんは○○って言う苗字多いよね?(奥様の旧姓)』、お店の人『いいや』全否定(大爆笑)。
 村上水軍と水島造船所が混ざってドカマンさん『このへんも水島水軍?』、お店の人『はぁ?』下を向いたまま肩が震えている。
 『さっき向島(むこうじま)でさぁ』、『むかいしま!』って即修正入れられて・・・。 もうね、ポンコツおやじまるだしで。 (ドカマンさんばらしてごめん!)

 そういえばここのお好み焼きのソースの名前が 『カープソース』 でした、凄いな地元のカープ愛。

 お腹もいっぱいになって、再び向島に向かってはしけに乗ります。ここでねねじーちゃんと悲しいお別れ。また来年揖斐川ルマン会議でお会いしましょう!

 日が傾き、少し寒さを感じてきました。用意したライトダウンを着込み、再び元の今治までもどります。別行動の本体の人たちは通称:ウサギ島に渡ったようですが、私たちはここからもうひと走りしましょうとの事に決定。

 
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 芝生の良いロケーションが有ったので、ここで一休み。相変わらず橋の上では震えが止まらず参った。修理したクラッチワイヤは問題なく作動しております。

 
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 日もだいぶ傾いたところで記念撮影。シュロ(それとも椰子?)の木も良く似合うところで記念撮影。ちょうど木に隠れるように夕日を撮るのは難しい。

 
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 大三島の展望台で記念撮影。本当に景色のいい場所ばかりでどれだけ写真を撮った事だろう。ここも連なるしまなみや大きな橋がよく見渡せる場所。しかも夕刻でまさにマジックアワーが始まったところ、おっさん同士じゃつまらん所ね。
 この程度の高所でも膝が震えるんだけどね!


 
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 せっかく塩で有名な伯方島に来たのに塩ソフトを喰っていないとのリクエストで夕刻にソフトクリーム。
おじさん三人で聖火のトーチのように夕日に向かって乾杯?おそろいのジャケットの袖もおかしい。塩ソフトはあっさりした味で後味にほんの少し塩味があって良い感じ。でも気温が落ちてきてからなのでお腹が痛くなりそう。


 
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 楽しかったしまなみ海道のちびっこツーリングもこの橋を渡ればおしまい。
超晴れ男の私だからお天気は心配していなかったけど、ほんとうにお天気に恵まれて、気温も高く、もちろんロケーションも最高で、一緒に走る仲間も楽しかった。
 あとは震えてこの橋を渡ればツーリングは終了、この写真ではずいぶん明るいけど、既に充分暗くて朝の怖さが無く半分ほどの怖さで済んだ、暗いと高所感が無くなるのね。

 もう既に真っ暗な出発点でバイクを積み込み、この日の宿の大三島の民宿へ。お風呂に入っておいしい魚を食べて、仲間とエンドレスの馬鹿話をして夜は更けていったのでした。眠いはずなのに、布団に入ってからも延々馬鹿な話は続くのでした。あぁ眠い。

 翌朝は朝食後にすぐ東京に向けて出発というスケジュールです。
 
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 朝AT1を見たら夜露でびっしょりでした。凄いね。
しまなみ海道を本州に向けて走り、国道を経由して福山から山陽道をひたすら走り、思ったより良いペースで渋滞の無い関西圏を抜け、帰りは伊勢湾岸を通らず名神の昔ながらのコースを走りました。昨年揖斐川のルマン会議の時に通った大垣を通り、東名へ。新東名経由で御殿場まで。その時点で渋滞表示が17km~20km~25km~30kmと増えていく。渋滞はあんたに任せたと言われて運転を代わり、渋滞の中をドカマンさんの女遍歴(?)の爆笑トーク炸裂を聞きながらのろのろと東京に向かいます。
 思ったよりスムースに渋滞を抜けて八時半に自宅到着、いろんな方から帰宅したよメールを頂く。トランポの走行距離は1800kmほどだった。AT1を下ろし、埼玉に帰るドカマンさんを見送り、2泊3日のしまなみちびっこツーリングは終わりました。楽しい時間は早く過ぎる。今思い出しながら書いていても、時間の流れが速かったことを感じます。

 もう一度今度は違うコースでしまなみ海道を走りたいという思いが出てきました。できれば島で2泊してもう少し離れた島まで足を伸ばしたり、わざとコースを外れた島の裏側も走ってみたい。来年またすぐって訳には行かないだろうけど、ぜひ実行したい。

今回の走行距離 182km 平均燃費 20.2km/ℓ (積算計が正常じゃないので、供に補正値)
 思ったより走ったなぁ、片道70kmほどかと思っていたけど、燃費はこんなものかな?

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                いつかロードで、ピース!

 次回はAT1のクラッチワイヤなどの交換の話しになるかと思います。
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by gambaGX850 | 2014-11-29 05:30 | AT1(終了) | Comments(18)
2014年 11月 28日

ちびっこしまなみ海道 その1

AT1で瀬戸内のしまなみ海道を走ってきた。

 いつも遊んでもらっている仲間内でちびっこ(125cc以下の原付二種まで)里山とかOFFロードとかの楽しい遊びをしていますが、今回は遠征して瀬戸内は広島~愛媛にかかるしまなみ海道の橋を渡り、島巡りをして泊まっておいしい魚をたくさん食べよう!と言う企画に参加しました。
 話の発端は数年前からあった企画が今年やっと日の目を見たそうで、このところの仲間内のちびっこフィーヴァーが後押しをしたみたい。9月の終わり頃にはもう企画が進んでいましたが、まだふた月も有るぜと思ったら大間違い、おっさんの時間の流れは若者とは違うのだよ。
 三連休に掛けて行こうという話だったので、皆それぞれトランポを都合つけたり、もちろん仕事の都合もつけたり、一番大切な『おかぁちゃんポイント』をせっせと稼いだりして準備万端、関東方面・関西方面・地元四国からたくさんのちびっこが集結致しました。ちなみにうちは『おかぁちゃんポイント』が必要無い亭主関白です。(?)

 私は古くからの友人(ルマン会議議長・ちびっこ里山共同提案者)のドカマンさんと彼のスズキ・エポを乗せたトラックに私のAT1ともう一台(ルマン会議評議委員・ループマン会長)まるてんさんの行灯カブ70を積んで、金曜の深夜都内を出発しました。
夜目の効かなくなった初老(わはは)の二人が運転するので無茶は出来ませんが、なんせ先月ひとりで阿蘇までシエラを運転した実績と自信が有るのでわたしは悠々としたものです(おほほ)。夜中に出てとりあえず東名高速をいける所まで行って仮眠すりゃいいよねとお気楽に出発です。

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 自宅前にドカマンさんが11時に来てくれて、さっさと積み込んで出発です。この時点で既に顔が疲れているのはこの先の長旅を不安に思っているからなのかもしれません。
 同行のドカマンさんとは気心の知れた仲、あれやこれや話題が逸れまくり360度回って元に戻って来るのはドカマンさんの話の特徴、腹筋崩壊の危機に晒されそうになりながら笑い過ぎの珍道中の始まりです。
 トラックはルマン仲間の親方さんの厚意により拝借、親方さん本当にありがとう!

 くだらない話、まじめな話し、バイク談義、ドカマンさんの幼少の頃から現在までの半生記をず~~っと聞かされて気が付けばもう豊川まで来ています。ちょっと疲れたので仮眠しましたが、隣のトラックのエアブレーキのバルブ開放の『プシュ~!』って音が定期的にするので寝付けず、一時間ほど目を瞑って再び出発。
 伊勢湾岸道を走り抜け、関西方面に向かうも、相変わらず地名が判らず間違わないように行こうと思っても、しっかり間違えてなんだかトツボの行楽渋滞に嵌まりげんなりしつつもなんとか鳴門大橋を渡る事ができて四国入り。
 事前に時間つぶしにお遍路さんしようと話してあったので一番札所と八十八番札所を回り究極のキセルをする事にした。

 
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 一番札所・霊山寺(りょうざんじ)に到着。さすが一番札所は立派なお寺で、しっかり参拝し、旅の安全を祈願。門前のうどん屋さんで昼ごはんのうどんを頂く。地元の方と会話するがすっかり舞い上がって何を話したか覚えていない。ドカマンさんが押し寿しのねたを聞いていたが3秒で名前を忘れた。
 写真は『水曜どうでしょう』ファンなら判るお約束ポーズ。ちょっと罰当たりか?

 ナビをセットしながら八十八番に向かうも、なかなかの快走路をこりゃ気分がいいぜぇ、などと言い合いながらあちこち横道に入って何とか到着。トラックのエンジンも高速走行で調子が出てきたらしく、ぶんぶん走り続けました。

 
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 八十八番札所の大窪寺はもみじの色づきが素晴らしく、これはいいところに来たと大喜び。霊験あたらかな本堂で神妙に交通安全祈願と私の膝が痛みませんようにと勝手なお願いをして線香の煙を膝にこすり付ける。
 ふたたび罰当たりなポーズの写真を撮るも、撮っている最中『どうでしょう』ファンと思しき方にニッコリ微笑みかけられる。みんなやっているんだよね!

 大窪寺から高速に乗り今夜の宿の西条を目指す。ツーリングのお供・ルートインに到着、お風呂に入ってのんびり部屋で過ごしていると岡山のねねじーちゃんが顔を出してくれて、ルマン会議以来の再会を喜ぶ。私たちのトラックに行灯カブ70を乗せて自分はR80G/Sで自走してきたまるてんさんも到着したので風呂にも入れずにすぐに晩御飯を食べに行く。私のリクエストで焼肉を鱈腹食って、しかも締めに筑豊ラーメン(なんでここで?)を喰って破裂しそうな腹を抱えてもどる、九時過ぎには爆睡してしまい朝六時過ぎまで記憶が無い。大好きな信州・白馬で大地震が起こり大変な事になっていることも知らなかった。お見舞い申し上げます。

 翌朝七時にホテルを出発、みんなと待ち合わせの糸山公園に向かう。
公園に着いたら結構な人が待っている、そのうち東京遠征組も現れ総勢30台近くになったのか?みんな125cc以下の原付二種。しまなみ海道の橋たちは125ccまでは高速道路の脇の専用道を走ることが出来る、もちろん自転車も多く、今は自転車のメッカになり、海外でも有名らしい。その脇をちびっこバイクで走り抜け、全部の島を巡るのが今回のツーリングの目的です。

 
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 いつも遊んでもらっているふーさんのAT1とツーショット。エンブレムの色違いの兄弟車。
奥にはこれから渡る来島海峡大橋が見えております。このあと極度の高所恐怖症の私がこの橋の上でとんでもない気分を味わう事などこの時は気づいておりませんでした。

 
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 ちゃんとした集合写真もあるのですが、わがままで私のAT1を中心に撮りました。総勢30台近くの原付二種(ちびっこ)たちは三々五々適当にグループに分かれ出発いたします。
 それぞれの橋は有料で橋の大きさで50円~200円の料金がかかります、事前に回数券500円分を購入して頂き、それを千切って簡易料金箱に投げ込みます。

 
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 さぁ出発です、とにかく一番初めだけは入り口の写真を撮らなくちゃって、ここで大渋滞(笑)、でもそれはしょうがない。
橋に登る取り付け道路ですら大ループでその高度感は既に私の高所恐怖症を引き起こすには充分な高さで、橋に入った時にあまりの高さ、海の眺め、今こうして思い出して書いているだけで、手のひらに嫌な汗をかいている。

 
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 来島海峡大橋は高さもさることながら距離も長く尋常ならざる精神状態のまま走ったので写真などありません。橋の上ではまず下を見れない、先行するドカマンさんのEPOはどんどん離れていってしまう。心臓の動悸は激しく、身体は震えて(本当だよ)その震えが腕を通してハンドルに伝わってしまい直進できない、怖いからスピードを落として道の一番左側をのろのろと走る。走行路の途中の橋げた(支柱)の部分はそれを外側に巻くようにして路面だけ海の上に突き出している、ここを走るときが恐怖のピークだった。大声で瀬戸の花嫁を歌いながら自分を鼓舞する。
 写真は比較的安心して走れた道幅の広い伯方・大島大橋だと思う。とにかく橋の上の記憶は無い。

 
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 恐怖の橋を渡り穏やかな瀬戸内の海辺で休憩。写真には写っていないけど、左側には見上げるほど上空に巨大橋がある。
 のんびりと眺める島々の重なり、鏡のように穏やかな海、温暖な気候、もう気分の良さは最高でした。自然とほほは緩み、仲間と軽口を言い合って笑いました。

 しかしこの時私のAT1には異変が起きていました。ニュートラルが出にくくてミッションがスタックしたような感触、私はクラッチの切れが悪くなったと判断し、手元のクラッチワイヤの調整を遊びの少なくなる方向に調整しました。
 伯方島から大三島に向かう大三島橋の取り付け道路の景色のいいところで停まろうと思ったらパンッという感触と供にクラッチワイヤが切れた。しまったぁ、よりによってこんな所でやっちまった!とあきらめ感とどうリカバリするか考えた。とりあえずクラッチ無しで回転を合わせて変速は出来る、シフトダウンだけ気をつければ何とかなる。停車は事前にニュートラルへ、出発は足で漕いで前進してからやさしくローへぶっこむ、何とかそれで大三島は走りきれたものの、途中リタイヤを考える・・・。

 
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 これが切れたワイヤ!普通クラッチワイヤが切れる時はレバーの根元がほつれてきれる事が多いけど、プッシュロッド側のタイコが抜けていやがった!
 この状態でしばらく走ったのですが、どうにもミッションがかわいそうで、どうするかなぁと思案しました。仲間に迷惑をかけせっかくのしまなみツーリングを無駄にさせちゃ悪いのでここでひとりリタイヤする事にしようと思っていたら・・・

 
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 同行のねねじーちゃんのお連れの『御大さん』(BSAバンタムという弩級の125ccで参加なさっていた)がこれが使えないかな?と下さったのが自作のワイヤーエンド。プラグキャップを加工してワイヤエンドをネジ留めできるヤツ。
 あぁまさに地獄に仏、これさえあれば何とかリカバリできますよ!ありがとうございます。でも、この後左側のエンジンカバーのプラスネジが緩まなくて一苦労、3番ドライバーのネジなのに2番ドライバーしかなく、カムアウトしてしまう。そうしたら再び御大さんがこれ使ってとマルチドライバーを出してくれた、なんとそこには3番ビットが刺さっている!もう、重ね重ねありがとうございます。
 古いバイクに乗っているのに準備が足りませんでした!クラッチワイヤは手配してあったものの入荷がまだでした。もう少し余裕を持たないと駄目ですね。

 
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 いにしえより『船頭多くして船、山に登る』と申します。私が感謝と焦りでばらし始めるとうれしそうなおじさんたちがわらわらと寄ってたかってブログネタだと写真を撮り始める。口数と手数だけは多い(笑)。
 ワイヤの先端はやはりハンダからすっぽり抜けていた、経年変化だとは思うけれど、重いクラッチを握っていたからかなり負担だったのでしょう。旧車は納車時に新品ワイヤに必ず交換しましょう。教訓!

 何とか修理して元に戻せた、というか今までよりクラッチが軽いのはどうしてだ?(苦笑)
ここで小一時間足止めを喰らった割には誰も追い抜いていかない、私たちが道を間違えたと思っていたら後から続々と現れ、もっとゆっくり島の中を散策していたらしい。

 
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 ちょっと疲れたのでここで一休み。
70年代風アイドル写真をというリクエストにお応えして記念撮影。おっさんいい加減にせいよというコメントは拒否。

 長くなったのでしまなみちびっこツーリングは第二弾に続きます、明日アップできると思います。
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by gambaGX850 | 2014-11-28 05:30 | AT1(終了) | Comments(16)
2014年 11月 12日

ピストン&リング交換

 いよいよピストンとリングの交換です。
最近AT1の話が多くTX650は乗っていないのか?と思われるでしょうが、しっかり乗っていますよ。でも、いじるのはAT1ばかりで、ブログもAT1が多いです。ご了承ください、YAMAHAに乗ろうですから。(笑)

 9月末から乗り始めたAT1ですが、だいぶエンジンもこなれてきて調子良く走り続けています。納車前にクランクのサイドシールとベアリングを交換してもらった甲斐が有るというのもです。しかし、ある程度乗り慣れてくると気になるところも出てくるものです。私が一番気になったのはピストン(リング)の打音でした、ゆっくり走っている時にはほとんどしないのですが、回転を上げて走っている時にエンブレをかけると『ジャッ!』とシリンダーから聞こえてくるのです。ピストンリングのへたった2サイクルに有りがちなことだと思うのです。気にすると気になるもので、もう我慢が出来なくなりました。
 本来はしっかりとクリアランスを測り、0.25のオーバーサイズのピストンを入れるのが王道のリペアなのでしょうが、今回はせこくリング交換で行ってみよう、それでも音が消えなかったらボーリングも考えようとの論法です。

 今回は写真多めのマニュアル風にいきます。
 
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 今回の作業の行程表です。もちろんマニュアルを見ながらの作業が確実なのですが、私は自分の字で『大きく』書いたメモがないと駄目なんです。目が見えないのと(老眼酷い)、マニュアルのページをめくる作業が面倒になるからです。
 一番下に書いてあるクランクサイドのクリアランス、これ大事、あとで出てきます。

 
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 今回手に入れた スタンダードサイズのピストン、リング、ピストンピン、ピストンピンクリップ、小端ベアリングです。はじめに書いたようにピストンリングの交換でお茶を濁すつもりでしたが、純正のリングセットが7000円近くしたので驚き、いつもの海外通販のお店で全部がセットになっている社外品を買いました。セットで4500円です。品質は知りませんが、全て日本製!と大きく書いてありました。ピストンの裏を確認すると ART製 でした。
 しかし!これはシリンダーを開けてみて、シリンダーの状態を見ないと使えるかどうか判らないし、もう既にオーバーサイズが入っていたら全くの徒労に終わるのです。

 順番通りにばらして行きます。タンクを外し、チャンバーを外し、キャブを外し、シリンダーヘッドの締め付けトルクを確認の後(これ大事)、ヘッドナットを緩めます。

 
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 シリンダーヘッドはただの蓋ですからすぐに外れました。一ヶ所カーボンの積もった場所がありましたが、きれいに焼けています。シリンダーヘッドに白っぽく丸が見えますが、こちらは予備のプラグをあらかじめ挿しておく穴です。黒く影で見えづらいところに本来のプラグが刺さっています。つまりシリンダーヘッドに二ヶ所のプラグホールが有るのですよ。普段はBプラグと同サイズのブラインドプラグを刺しておきます。昔エンデューロとかでプラグが被ったらすぐにキャップを差し替えたようです、面白い考えですね。
 このあときれいにカーボンを取り掃除をしておきました。

 
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 ピストンとご対面。薄っすらとカーボンが乗っていますが、悪くは無い感じです。カーボンに隠れた打刻を探します、よくよく見るとスタンダードサイズであるらしい事がわかりました、0.25とか0.50とか打刻が無くて一安心。あとはピストンサイドがどうなっているのか。
 ゴムのハンマーでシリンダーを横から叩きケースとの張り付きを取るとすんなりシリンダーを上げる事ができました。

 
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 外したシリンダーをシリンダーを陽に透かして見ます。全周に渡り縦筋が見えますが、これは爪でさすっても引っかかりが無い程度の線条痕でした。本来のO/Hでしたらもう一度ホーニングするか、オーバーサイズにするかというところなのかもしれません。しかし、今回は深い傷が見当たらなかったのを幸いにこのまま新品ピストンを組みます。ご意見無用。

 
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 ピンのサイドのクリップを抜き、ピストンピンを抜きにかかりますが、ここまでしか出てきません。この状態でコンロッド小端ベアリングから抜ける位置までずらせたのでピストンを外しました。
 ちょっとひやひやしましたが、再使用する部品では無いのでOKです。

 
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 ピストンを外したらコンドッロ大端のクランクとのサイドクリアランスを確認します。一番初めの手順書の一番下に書いてあった事です。マニュアルによるとここのサイドクリアランスは0.4~0.6mmとなっています。0.35mmは入るけど、0.4mmはぎりぎり入らない感じでした。反対側も同じです。手で持ってカタカタするとガタは大きく感じるものですが、問題ない数値のようです。あぁ良かった。

 
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 きつくて抜けづらかったピストンピンを見てみますと、メッキ部分にかじりを発見、錆が浮いている風にも見えます。ピストンスカート部には少しバリっぽい感じが残っています、これは再使用しないから問題無しです。ピンも再使用しないのでこのまま刺しこんで本棚のオブジェ化決定。
 このエンジンを開ける前まで、非常に回り方が軽くなっていい感じだったのですが、こんな状態だったんだなぁ。

 
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 ピストンサイドです。外した後に汚い手で触ったのでざらついて見えますが、深い傷は見当たらず、全周に亘りシリンダーと同じような爪のかからない程度の線条痕です。吹き抜けの痕もほとんど無く安心しました。
 それに比較してピストンリングのテカリ・・・減ったり、張力が無くなったりしているのかもしれません、これが打音の原因だと良いなぁ。

 外した部品を全てじっくり確認しましたが、シリンダーの傷もほとんど無く、ピストンサイドも同様でした。唯一ピストンピンが痛んでいたくらいでした。

 
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 ピストンリングを組む前にシリンダーに刺しこんでリングの合い口の隙間を確認。何箇所か測りましたが。0.35mmでした。トップリングもセカンドリングも全く同じ数値でした。0.35と言うのが標準に収まっているのかどうか確認していません。

 
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 気休め程度ですが、リングの入り口、スカートのところ、ピンの入り口など気になるところにはオイルストーンで軽く軽くバリ取りをしておきました。オイルをたっぷり付けて研ぎます、ほんの少し、気持ち程度。
 この後削りカスが有ると嫌なので洗浄します。

 
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 あらかじめ左側のピンクリップを刺しこんでおいてからピンを刺し、ピストンを固定、右側のピンクリップを刺しこみます。
小端ベアリングにもたっぷり2サイクルオイルを馴染ませておきます。リング溝にもたっぷりオイルを注してから拡張リングを入れてからピストンリングを組みました。

 
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 割り箸をピストンの下に二本通してクランクを固定してからシリンダーを差し込みました。すんなり入りました。やはり単気筒は楽ですね。単気筒もそうだけど、2サイクルは本当に楽でいいですね。ヘッドにカムチェーンが無いエンジンはタイミングを取り直さなくていいのが楽です。簡単な作業ほど奥深いノウハウが必要で有る事を知っているうえで書いております。

 
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 シリンダーを下げたら、キックペダルを手で押し下げてピストンとシリンダーの馴染む位置を探します。わずかですが、ピストンが動きやすいところがありますね、スタッドボルトとシリンダーの遊び分だけわずかに動かせませすから。
 ぺこぺこ、ぺこぺこってかわいい音がしますね。

 
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 シリンダーナットを外す時に確認したトルクは3.5kgほどでした。対角線上に2.0~2.5~3.0~3.5kgと徐々にトルクをかけて締めました。小ぶりの小さめのトルクの測れるトルクレンチがもう一本必要な感じがします。
 この状態でもう一度キックペダルを下ろして引っかかりが無いか確認、大丈夫です。以前より圧縮が高くなった手応えがするのは気のせいだろうか?いや、ちょっと期待しちゃうかも!

 キャブレターを付け(キャブからエアクリーナーに行くチューブが硬化している!)プラグキャップをつけ、オイルラインを繋ぎ、チャンバーを付けようとしたら・・・

 
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 なんだかチャンバーの中で乾いたカラカラする音がする!とても嫌な感じ。サイレンサーの中身が腐って大量の錆の粉が出てきそうな音。テールパイプのバッフルを外してチャンバーを振りながら中身を出してみると、そこにはなんと石炭のようになった、2サイクルオイル(?)のカスがポロポロこぼれてきた。音が無くなるまで出してみたらこんなに出てきた。
 触ってみると本当にコークスみたいで、軽いけど、真っ黒で、指で強く潰すとポロポロになるような奴。これって今までチャンバーの内壁にへばりついていたカスが最近回して乗るようになったから剥がれてきたのかな?外したバッフルもきれいに焼けていたし、チャンバーの中も乾いていた。以前チャンバーの穴をネジ埋めした時はカラカラいわなかったし、もっと湿っていたからなぁ。なんだかちょっとうれしい感じ。

 さて、全て元通りに組み上げたら始動の儀式です!
メインスイッチを入れ、チョークしてキックするとなんと一発でエンジン始動!しかもその時点で静かになっているのが判る。チョークを戻し、アイドリングさせるとアイドリング回転もいつもより高め、ゆっくりゆっくりアクセルを開けて、問題なさそうなのを確認後、ヘルメットをかぶって出発。ご近所試乗コースを走ると、今までよりトルクを伴った吹け上がりをする、回転の上がりが若干遅いのはピストンの馴染みの無いせいだろう。大通りに出て徐々に加速、アクセルを戻す・・・『ジャッ!』って言わない!大成功。もううれしくて慣らしなのにちょっと引っ張ったり、エンブレを盛大にかけたりしても『ジャッ!』って言わない。よ~っく耳を澄ませばわずかながらジャッって聞こえるけど、今までを10としたら2以下!ぜんぜん気にならない。
 うれしくてぶん回したかったけど、慣らしをしなくちゃいけないので、やさしくやさしく走って帰宅しました。

 久しぶりの2サイクルのピストン交換(SDR以来か?)だったけど、心配したようなオーバーサイズを入れるような傷も見当たらず、スタンダードサイズのピストンとリングで音もすっかり消えて今回は大成功でした。2サイクルはピストン周りの耐久性で若干手間が掛かるけれども、こうしてすぐに蘇るからいいよなぁ。
 しかし!今回の作業は全部自己流、同じことをして上手くいかなかった!って文句は無しでお願いしますね。
 
 これで今月三連休の『しまなみ海道』ちびっこ大会もばっちり走れそうだぁ。その前に少し慣らしをしなくちゃなぁ。
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by gambaGX850 | 2014-11-12 05:31 | AT1(終了) | Comments(19)