日曜の朝にはYAMAHAに乗ろう

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2017年 07月 30日

タイヤ交換

 今回は前後のタイヤ交換をした話です。

 今まで履かせていたタイヤはDUNLOP GT601でした。今回交換しようと思っているのがMICHELIN Pilot Activ です。
私の今の乗り方はほとんど100%ツーリングレベルの走りで、コーナーを攻めるとか、高速をそこそこ飛ばすようなツーリングは全く有りません。しかもそのツーリング自体も少し頻度が下がっていまして、毎週末の朝練が一番の距離を走るという情けない状態です。それでも何とか1年で10,000kmは走るようにしています。交換するタイヤは見事に真ん中だけが減っていると言うのが誇れるのか情けないのかはあえて言いませんが、そんな走りです。
 今まで履いていたGT601は昨年の正月に前後交換し、リアだけをその年の10月に8,500kmほどで交換し、フロントは今回交換するまで2回分走りました。

 
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 作業は前後しますが、これが外したGT601です。左側のリアは見事に四角く減っております。これで約8,000kmの走行ですので、ハンドリングの悪化を気にせずにもう少しケチればあと2,000kmほどは行けるでしょう、ツーリングオンリーならば10,000kmは持つタイヤかもしれません。ここまで減ったリアタイヤですが、リアに関しては酷くハンドリングが悪くなると言う事もなく、軽快感は無いもののツーリングユースでは問題なく走れました。それに対してリア二回分(15,800kmほど)走ったフロントはセンターグルーブの両脇2cmくらいの所の段減りが顕著で、最近は特定スピードの高速走行でハンドルが短い周期で振られる(シミーって言うんですか?)症状が出て不気味というか怖かったです。特定のスピードを外せば普通に走りました。前後ともまだスリップサインは出ていませんが、そういう問題じゃ無く感覚的に交換時期に来ていました。

 
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 交換作業はいつもの私の友人のバイク屋さんで行います。ご承知のように私のTXはリムを加工してチューブレス対応にしておりますので、それを判っている所で作業しないともしかしたら困ったことが起こるかもしれないからです。今回タイヤを外してリムの内側を仔細に確認しましたが、何も問題は無く安心しました。
 フロントホイールを外すのが結構大変で、私のはWディスクに改造しているのノーマルに較べてキャリパーの隙間が全く無く、酷く面倒で時間が掛かりました。こういうところはノーマルでない部分の駄目な所ですね。もしパンクをして、ここまでの作業をツーリング先の路肩で出来るかと言えば『やりたくない』というのが正直なところです。やはりチューブレスにして有るのは安心度が違いますね。

 
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 今回交換するタイヤはMICHELIN Pilot Activです。activeのように『e』が付かないのはフランス語だから?
リムをチューブレス加工しているので古いサイズでチューブレスタイヤを探すのですが、これがなかなか少なくて、特にフロントの19インチのチューブレスは選択肢が多くありません。各メーカーで一種類くらいしかないのが実情です。
 TXに乗り始めのときはチューブ入りでブリヂストン アコレードを履きました。このタイヤはパターンもクラシックで、癖の無いいいタイヤで、しかもリアの持ちも素晴らしく、15,000kmは問題なく走れました。しかも純正サイズの3.50-19のラインナップがあります。今回はひとサイズ細い3.25-19です。次に履いたDUNLOP GT601はメトリックサイズで100/90-19と120/80-18を履きました、もちろんチューブレスです。
 なんだか古いバイクにMICHELINを履かせるだけで、なんとなく嬉しいのは何故?

 
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 Pilot Activ のパターンはこんな感じです。流石にパターンはクラシカルにはなりませんが、昔に有ったM38のようなパターンが有ったら最高なんですが、多くは望むまい。
 細めに見えるのはまだリムに入れていないからか。

 
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 この時とばかりにキャリパーの周辺も確認。ブレーキパッドも見てみますが、ほとんど減っておりません。これで40,000km近く走っているのですから、いかに効かないブレーキか想像が付きますね。予備のパッドを英国から色んな部品と合わせてまとめて買うつもりだったのですが、これならしばらくは買わなくていいかも?私が乗っている間に交換することはあるのかな?
 しかし、この丸いパッドは雰囲気有りますよね、効力の問題ではなくこういう部品を使っているバイクに乗っているという面白みかな。でもこの対向キャリパーは初期の頃のTZやYZRにの使われていたんですから凄いですよねぇ。それのパッドを使ってみたい。

 
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 ここまでばらす必要は無かったんですけど、リアタイヤを外す前にマフラーを外しました。結局このほうが作業は早いんですよ。何でここまではずしたかというと普段手が入らない場所を拭きたかったから。フレームの内側、特にエンジンのケースに隠れている部分は普段エキパイがあって手が入らないので、ここぞとばかりに丁寧に拭き拭き。Tシャツのウエスがあっという間に黒くなります。

 
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 特に酷く汚れているのが左側でチェーンラインのオイルの汚れは凄いですね。フレームの内側もそうですが、スイングアームの内側も凄いや。チェーンオイルだけでは無く、TX持病のオイル漏れの場所が左側に集中しているので、オイル漏れ由来の汚れの堆積もあるはずです。
 店主が汗だくでタイヤ交換をしている間にこちらはバイク磨きです、こういうことが出来るのもお友達のお店だから。タイヤ専門店じゃ出来ませんし、量販店じゃ自分のバイクに触ることも出来ないでしょう?
 タイヤ交換に関する作業には一切手を出しません。普段の整備でしたら自分でホイール程度は外しますが、すべての作業をお任せにします。人それぞれのやり方、順番がありますから手も口も一切出しません。そこの所はバイク屋とお客の礼節です、逆の立場で作業の途中で手を出されたら嫌だもんなぁ。

 
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 実は今回一番やりたかった事がこれなんです。リアブレーキのシューとドラムを紙やすりで擦る事。始めのはじめ、TXに乗り始めた時にそのリアブレーキの効かないことに驚きました。この時代のバイクがリアブレーキが効かないなんてことは有り得ないです。そこですぐに40年物と思えるブレーキシューを交換しました(RZ350と同じ部品だった)。新品シューに紙やすりで仕上げたドラムで組みましたが、ほとんど効きが変わらず落胆していました。
 今度チャンスが有ったらもっと荒い番数でガッツリ傷付けてみようと思っていました。木工用の紙やすりです。シューの滑り面に対して直角に傷を付けました。やはりシューの当たり面にはカスの化合物が焼きついている感じでした。これが原因かなぁ。

 
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 ドラムも擦ります。こちらもドラムの滑り面に対して直角に傷を付けていきます。ドラムの当たり面は酷い段も無くきれいなもので、シューのカスをきれいに掃除しただけです。番数の荒い紙やすりで強めに擦るとかなり細かな傷が付くのが判ります。こんな事で効果が有るのかなぁと疑問は有りますが、やってみないと判らないですからね。
 タイヤ組み込み後にブレーキペダルの調整や細かな調整で組みました。効きに関しては乗り始めはまったく以前と変わらず、と言うかもっと悪くなった感じがしたので落胆しましたが、プルロッドの調整ねじをどんどん引く方向にねじ込んでいくと効果が上がり始め、以前に較べてかなりストッピングパワーが上がったような気がします。正直あまり期待していなかったのですが、やっと標準に戻ったという感じです。それでも効果が確認できて素直に嬉しい。

 
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 タイヤを外したついでにこちらでも普段出来ないことをしてもらいました。スポークの張りが少し緩んでいるところが確認できたのでニップルを締め込みました。ついでに微妙な横触れを簡易的に取りました。次回以降にきっちり取り直すということにしました。
 ニップルを回すとチューブレスの加工に影響が出るかと心配しましたが、ほんの僅かの回転くらいなら問題ないことを確認できました。またテープも問題なく張り付いているのも確認できました。

 さて、タイヤ交換後帰宅までの60kmほどと翌朝100km弱の朝練でのタイヤのインプレッションです。まだ乗り始めの初期の感想です。
走り始めて大通りに出た瞬間、硬い!と思ったんです、今までの乗り味よりかなり硬いので失敗したか?と思ったのは正直本当のところ。ところが不思議な事に5kmも走らないうちにその硬さが全くなくなりました。田舎道をゆっくり走っていますと、左右の動きが軽快になったのが判りますが、角ばったタイヤからの交換ですから当たり前ですが、その分を引いてもバイクが軽量化された感じがしました。高速で特定のスピードで出る前輪の細かな振れはすっかり無くなり、やはり以前のタイヤの段減りが原因だったのが判りました。ここから不思議な事に一番初めに硬いと思った感触は全く無くなり、逆に高速走行の路面の当たりが柔らかく感じ始めたのです、特に路面の継ぎ目を通過するときに今まではダンッ!という感じでしたがショックは軽減され、フロントサスペンションの動きが良くなったと勘違いするくらいでした。
 翌朝今度はいつもの周回路を走ります。昨日感じだ硬さはいったいなんだったのだろうと思うほど乗り心地が良く、しなやかです。現金なものでエンジンも軽やかに成って快音を発しているように感じるのです。周回路の途中の大きなへピンコーナーを何度も何度も試します。始めはおっかなびっくりでしたが、倒し始めの軽快感を感じ始めると自信を持って切り込めることがわかりました。DUNLOP GT601の乗り始めの頃、コーナーリングの終わりの部分でリアタイヤが起きてこない、バンクを維持しようとする重さを感じたのですが、同じコーナーを何度走ってもパイロットアクティヴは素直だ。しかもコーナーリング初期の前輪の入り込みのスピードが緩やかで、ハンドルを持つ外側の手首に感じる緩やかさが気分いい。19インチの前輪がゆっくり倒れこみ(ここが大切)大き目の軌道を描きながら前輪が車体を引っ張るような感触、19インチの穏やかさが感じられる大好きな瞬間です。この感触がGT601では希薄だったけど、今度はいい。自信を持ってコーナーの途中を楽しめる、グリップと言うと後輪ばかり気にしがちだけど、前輪の気持ち良さが後輪の安心感をより際立たせるんですね。今回感じた一番の収穫です。絶対的なグリップは私にとって感じ取るのは至難の業なので、問題なしということで。
 後は耐久性と減ってきた時のハンドリングの変化がどうなのかずっと後に判るでしょう。始めの始めのインプレッションでした。


















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# by gambaGX850 | 2017-07-30 05:34 | TX650 | Comments(20)